このデータベースは、奈良女子大学地域貢献特別事業「万葉故地の確定・データ化と歴史的景観再現事業」による成果をもとに、学生たちが万葉歌碑を訪ね、撮影した写真などをもとに作成されています。
古代、奈良盆地の南と北に都が置かれ、多くの土地が万葉集に詠まれました。現在、奈良県内には数多くの万葉歌碑が建立されています。それらのすべてが必ずしも万葉歌が詠まれた場所に建てられているとは言えませんが、万葉集を土地に即して、詠まれた場所とのかかわりを通じて理解するには、これらの歌碑の存在は助けとなるといえます。そこで万葉歌碑を訪ねる際に活用できるように、地図上で表示できるデータベースにしました。
今後、歌の現代語訳および解説を順次加えていきます。
データベースの作成にあたり、写真の掲載についてご承諾をいただきました歌碑の所有者ならびに管理者の皆さま、その他ご協力いただきました多くの方々に御礼を申し上げます。