- 歌の表記は原則として、それぞれの万葉歌碑に従いました。
- 2首の歌が揮毫されている場合、2首目の歌は「反歌・返歌」の欄に記載しています。
- 作者は『小学館新編日本古典文学全集 萬葉集』をもとにしています「柿本人麻呂歌集」の作品は“作者が柿本人麻呂とは限らない”との注記に従い、作者欄を「柿本人麻呂歌集」としています。
- 揮毫者は万葉歌碑をもとにしています。歌碑に記載がない、あるいは雅号のみの場合は、山崎しげ子編『奈良大和路の万葉歌碑』、田村泰秀作成のホームページ「万葉集の歌碑」を参考にしました。以上の資料に記載がない場合は空欄にしています。
- 歌碑の解説は、21世紀COEプログラム活動期間中に坂本信幸名誉教授の監修のもと、本学大学院博士後期課程(当時)大石真由香氏が作成しました。
- また、21世紀COEプログラム終了後(2010年以降)、奥村和美教授の監修のもと、本学大学院博士後期課程の中川明日佳氏、杉井円氏、星愛美氏が解説の執筆を担当しています。
- 「奈良市に万葉歌碑を建てる会」建立の歌碑の一部については、同会および本田義憲本学名誉教授のご同意を得て、解説を転載しています。
- 奈良女子大学・刊『萬葉の花』『萬葉の花・続編』に解説がある歌と万葉植物については、解説を執筆された菅沼孝之・元本学理学部教授のご同意を得て、転載しています。
- 歌碑の所在地は2007~10年にかけて確認したものですが、生駒市の一部、香芝市の一部、奈良市の一部の歌碑は、出田和久ほか(2005)『奈良県の万葉歌碑-その所在地と万葉歌-』(奈良女子大学地域貢献特別支援事業「万葉故地の確定・データ化と歴史的景観再現事業」)をもとにおおよその位置を示しています。
- 橋の欄干や陶板のように厳密な意味では歌碑といえないものも含んでいます。
- 本データベースは主に2008年以前の情報をもとにしていますので、新規に建立された歌碑などは把握できていないものがあると考えられます。一方で、個人宅の歌碑や、所有者や管理者の方に掲載を断られた歌碑は掲載していません。未収録の歌碑をご存知でしたら、まずはご一報いただけると幸いです。
- 山崎しげ子編『奈良大和路の万葉歌碑』東方出版(1998)
- 犬養孝・山内英正『犬養孝 万葉歌碑』野間教育研究所(1999)
- 中野南風『大和の碑』書道研究南風会(2003)
- 出田和久ほか(2005)『奈良県の万葉歌碑-その所在地と万葉歌-』(奈良女子大学地域貢献特別支援事業「万葉故地の確定・データ化と歴史的景観再現事業」)
- 中野南風『大和の碑 大和の書碑を訪ねて』天来書院(2005)
- 奈良県地域振興部文化観光局ならの魅力創造課「万葉歌碑めぐり歩き」
(url:http://www.pref.nara.jp/kanko/manyo/)
- 奈良市万葉歌碑の会ホームページ
(url:http://www.akai-nara.net/nara21/manyo/)
- 橿原市役所ホームページ「橿原万葉歌碑めぐり」
(url:http://www.city.kashihara.nara.jp/kankou/manyokahi/gis/index.html)
- 桜井市役所ホームページ「歌碑ものがたり」
(url:http://www.city.sakurai.nara.jp/kahi/menu.html)
- 西日本旅客鉄道株式会社大阪支社・桜井市観光協会「JRで行く桜井市大和の古道紀行」(古道ラリー・リーフレット:2007)
- 田村泰秀「万葉集の歌碑」ホームページ
(url:http://www2.ocn.ne.jp/~ncnycy/gembox-kahi-tamura.html)